TOP > 展覧会情報 > 第63回 日本現代工芸展 授賞作品・授賞理由 > 現代工芸本会員賞 鬼木 英幸
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作者の居住する上越市は、桜と蓮の花で賑わう850年前の親鸞上陸の聖地である。植物が地下茎にエネルギーを蓄え、成長して花開く様を造形表現している。大中小の三本が寄り添い・競い合い、伸びゆく力強さと、未来への想いの表現である。銅板を鍛金技法で成形して、鏨を駆使して独自の透模様とする、存在感ある大作にまとめ上げている。
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