TOP > 展覧会情報 > 第59回日本現代工芸展 授賞作品・授賞理由 > 東京都知事賞 大塩 正
授賞作品・授賞理由一覧へ戻る
大胆な形態でありながらも、口縁、あるいは胴から側面への力強く繊細に曲線が刻まれている。その両者の微妙なバランスによって、柔らかさと力強さが内包されている。春の訪れと共に、無事に燕が戻り、やがて家族を増やし去ってゆく。その自然の道理を眺めた作者の心情が、見事に鳥の姿となって表現されている。
前の作品へ スペース・アイ文部科学大臣賞角 康二[漆]
次の作品へ 時の雫NHK会長賞鶴見 晋史[染織]
このページの先頭に戻る ▲