TOP > 展覧会情報 > 第60回記念 日本現代工芸展 授賞作品・授賞理由 > 現代工芸本会員賞 橋村 一彦
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粘土で複雑な二重構造の形体を紐作りで造形にする力量は、非常に優れたものがある。このような形を施釉して高火度で焼成する方法も、作者の工夫とたゆまぬ修練の結集であると考えられる。先人の知の集積と生命の連続で克服してきた歴史をテーマに、不連続の連続として造型した動的で美しい秀作である。
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