TOP > 展覧会情報 > 第62回 日本現代工芸展 授賞作品・授賞理由 > 現代工芸大賞 久保 芳美
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和紙による造形作品。形状の維持、気候環境の変化による耐久性の点において立体としての成形が敬遠されてきた素材を、自己の強い造形意欲を頼りに昇華させた意欲作である。震災の地輪島の千枚田での灯火に込められた人々の願いを、この白い和紙の輪は清らかに静かに内包し、見る者の心の深奥に語りかける。
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