TOP > 展覧会情報 > 第62回 日本現代工芸展 授賞作品・授賞理由 > 現代工芸本会員賞 栗本 美和
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繊細だがしっかり作りこまれた手指。それを見つめる目線の先が、はっきり見て取れ高い技術力を感じる。桐塑で形を作り、胡粉で仕上げ、衣には布を木目込んでいる。青く晴れた丘に風を受けて立つ若者は、明日も軽やかに歩いて行くのだろう。作者の感性に包まれた爽やかで伸びやかな秀作である。
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